ゴスペルを続けています・・・
宮本勝義(大26期 経営)
Grass Holiday Boys
 在学中より、アメリカ民謡研究会に所属しブルーグラスミュージック(カントリーとは違いアコースティック―アンプラグドなマウンテンミュージックが進歩したもの)を先輩より教えられ、現在に至るまで約30年間ブルーグラスを演奏し続けています。
 定期演奏会や他大学との交流コンサートを通して、大学では学べない多くのことを学ぶことができました。特に、他大学との共同コンサートにおいてはそれぞれの立場を理解し、また協力してコンサートを成功させることの達成感を得ることができました。
 社会人となってもこのことが役立ち、「営業=人間関係の信頼」を実践することができました。そして、社会人として自立することにも少なからず役立っていると思います。
 卒業しても、ひとつのことにこんなにも長く関わるとは想像もできませんでした。
 また、第39回ホームカミングデーにも出演させていただき、多くの先輩、在校生の前で演奏できたことは喜びでした。

名古屋市名東区文化小劇場で(左側が筆者)

 約20年前、アメリカのイリノイ州レキシントンブルーグラスフェスティバルにも参加させていただき、地元の人々とも音楽を通して文化交流ができたと思います。地元ケーブルTVにも出演させていただきました(日本人がブルーグラスを演奏することがとても珍しく思われたためでしょう)。
そして、この時より、ゴスペル(ブルーグラスゴスペル)の虜となり、男5人の絶妙なハーモニーにて各地で演奏させていただいております。近年 キリスト教会でも演奏の機会が与えられ、日本語でゴスペルを紹介することも心がけています。
 また、大須大道町人まつりにも6年間参加させていただき、ストリートパフォーマンスのさきがけとしてライブ感覚を味わうことができました。
 今年50歳を迎えさらなるゴスペルの発展を願い9月11日(土)に名古屋市中川文化小劇場にて「ゴスペルフェスティバル in Nagoya」を開催します。さまざまなゴスペルミュージックとともに「9.11」を考えるコンサートです。
 今ごろになり、ヨハネス・ヒルシュマイヤー学長の「キリスト教概説」の講義がよくわかるようになったと思います。大学1年生の時購入した聖書をひもといては、そのなかに書かれている学長の解釈が間違いないものであることが確信できます。
 神父さまでもあり一人の人間としても、とても魅力があった学長の冥福を祈ります。
 卒業して何年たっても南山OBであることを誇りに思います。


主な出演先
鈴鹿サーキット、ホテルキャッスルプラザ・アメリカンフェアー、ガルフ石油開所パーティー、大須大道町人まつり、坂祝まつり、水の郷まつり、新城教会ゴスペルサパー・ゴスペルカフェ、Zawameki Worship Shout、ライブハウスパラダイスカフェ21、ブシュドプーレ(春日井市)、OK牧場(桑名市)、ステージワン(東京)、中部ケーブルTV「世界の音楽」等々