南翔会の概要
南翔会は、南山短期大学同窓会の名称でした。
南山短期大学同窓会は、南山短期大学の第1期生が卒業した1970年から活動を続けていましたが、2011年4月南山短期大学が南山大学短期大学部に名称変更し、校舎が大学へ移転したことを機に、大学同窓会との統合に向けて話し合いがなされ、短期大学最後の第43期生が卒業した2012年3月で南翔会としての活動は幕を閉じました。
南山短期大学には英語科・人間関係科合わせて1万3000人を超える卒業生がいます。卒業後も同窓会を通じて、南短ファミリーとして親睦を深めてきました。
2012年度からは南山大学同窓会の一員として、新たな活動をスタートしました。引き続き卒業生の同窓会活動にご理解とご協力をお願いいたします。
南山短期大学20周年記念同窓会を機に名称を公募し、寄せられた中より「南翔会」と決定されました。
発案者の意向は、卒業生がどんな場でも羽ばたき、活躍することを願ってとありましたが、選考委員会の決定は次のような理由でした。
中国の広大な地に横たわる、別名南山山脈と呼ばれる大山脈があります。この大山脈は、その雄大さ、泰然とした堅固さを古くから書物に書かれ、詩経にもうたわれ、「南山」は堅固、持久、不変不動などの意味を表すものとされてきました。
校名「南山」はこれに由来している故、このすばらしい意味を持つ南山の文字を一文字入れ、翔は鳥などが空高く飛ぶという意味を持っているため、これは将来への飛躍を表す校章の翼そのものであると思われます。
これらを考慮し、「南翔会」が南山短期大学同窓会には最もふさわしいということで決定に至りました。同時に、卒業生の揮毫による名称を、記念同窓会の席上発表し、以後、毎年会報の第一面を飾ってきました。
1.会報の発行
創刊当時は年2回発行されていましたが、途中8年間程休刊期間があり、復刊後は年1回発行され、第31号(2011年発行)が最終号となりました。
2.ホームカミングデーの開催
卒業生をはじめとして、学長、諸先生方が一堂に会し、20周年、25周年、30周年記念同窓会以外は、近年南短11教室において南短祭の2日目に「ホームカミングデー」が開かれていました。
3.関東支部、関西地区同窓会の開催
南翔会本部とは別に、1986年に関東地区(後に1990年に関東支部となる)、1988年に関西地区を設け、それぞれに先生方、南翔会役員も参加し、第1回の同窓会を開催しました。以後毎年(関西地区は2年後より)欠かすことなく開かれていました。
4.その他の活動
・南短OGボランティアグループ「べるの会」について
1998年10月に発足した南山短期大学OGボランティアグループ「べるの会」は、長きにわたりフィリピンの子供たちへの支援活動を行い、古着や学用品などを送るための送料を負担してきました。2012年小知和名誉教授の退職とともに活動終了。口座残金11万円はフィリピンのストリートチルドレン収容地Santo
Nino Childrens' Homeに寄付されました。
・人間関係科交流の場「ニンカンネット」について
2001年の人間関係科の廃止を機に、人関卒業生による人関卒業生のための『ニンカン・ネット』が発足。
「ニンカン・ネット通信」の発信を軸に、卒業生同士の交流や体験学習の場として活動し、同期会の補助金助成も行っています。
2004年にホームページを開設しました。()
2012年、紙媒体の「ニンカン・ネット通信」を廃止し、ホームページをリニューアルするとともに、フェイスブックを開設しました。
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