恩師を囲む会

第48回  岩野一郎 名誉教授(英米学科)

日時:2015年9月13日(日)12時半~
会場:名古屋キャンパス 教職員食堂
参加者:52人

●先生からのメッセージ

「旧ゼミ生に囲まれて」

1968年4月に英米科に赴任し、2007年3月に退職した際には、名誉教授の称号を頂きました。この39年もの間に私の担当したゼミ生はいったい何名なのか、数えたことがありません。でも「囲む会」には既に定年を迎えられた人たちをはじめとして、50余名の旧ゼミ生を中心とする人たちが参加してくれて、これぞ教師冥利に尽きると思いました。一人一人の顔が、だんだんと学生時代の顔になっていき、名前も出てくるようになりました。参加できなかった人たち40名以上のメッセージも頂きましたが、外国在住の人々の割合も多く、さすが、南山の国際性を示していると思いました。
同窓会役員・事務担当の皆さまには、大変お世話になりました。ありがとうございました。これからも関西支部同窓会には参加させていただくつもりです。

佐藤郁夫(大19期 英米)

優しく懐かしい語り口に学生時代を思い出して

岩野一郎名誉教授をお迎えした「恩師を囲む会」が去る9月13日、大学内教職員食堂で開催されました。当日は50名を超える教え子や関係者が集まり、現役時代女子学生に圧倒的な人気のあった岩野先生らしく参加者の過半数が女性という盛況でした。
会は英語による乾杯の音頭で始まり、岩野先生から「長年住み慣れた名古屋から数年前に神戸へ転居したが、神戸においても各種ボランティア活動や趣味の釣り等で毎日を元気に、また忙しく過ごしている」との近況報告がなされ、集まった教え子たちは先生独特のあの優しく懐かしい語り口に、おのおのの学生時代を思い描いているようでした。
続いて、卒業年度順に参加者から先生とのとっておきの思い出話が次々と披露され、先生はそれぞれに相づちを打ったり、ほほ笑んだりしながら、ずっと立ったまま教え子たちの話に聞き入っておられました。
予定されていた時間は瞬く間に過ぎ、参加者全員が赤トンボの舞い始めたパッヘスクエアへ移動し、先生を囲んでの記念写真に納まりました。先生との再会の喜びや諸先輩、仲間たちとの旧交を温めあった思い出を胸に、参加者は互いに再会を約束したりしながら散会となりました。