恩師を囲む会

第55回  岡部朗一 名誉教授(英米科・英米学科)

日時:2017年12月10日(日)12時半~
会場:名古屋キャンパス 職員食堂
参加者:69人

●先生からのメッセージ

「ゼミ卒業生に囲まれて」

 1967年9月に赴任し、その1年半後に「コミュニケーションにおける説得構造」をテーマとしたゼミを担当し始めました。40年後の2009年3月に退職するまでに、約500名の岡部ゼミ生を世に送り出しました。これら数多くの卒業生が、それぞれの分野で活躍している姿を拝見し、誇らしく思いました。
 今回同窓会スタッフより、「囲む会」の予告、ゼミ卒業生への連絡、当日の会場設営で多大なご尽力を賜り、厚くお礼申し上げます。師走も半ばで気ぜわしい時節柄にもかわらず、東海三県を越えて、東は東京、西は姫路、北は金沢からの参加者を含めて70名近いゼミ生がはせ参じてくれ、大盛会でした。
 かなりの数の出席者とは2016年11月に開催された「岡部ゼミ合同懇親会」でお会いしたので、1年ぶりの再会でした。10数名は卒業して初めてキャンパスを訪れた人たちで、その変ぼうぶりに目を見張っていました。(なお、カメラの不具合で、全体写真がうまく撮れなかったことを残念に思います)

浅野享三(大26期 英米)

昨年のゼミ総会に続いて囲む会も多数参集!

 木々の葉が趣ある赤や黄に染まるこの日、岡部朗一先生のもとに元ゼミ生が集まった。実はこの1年前に、100名の卒業生がゼミ総会で集まったばかり。果たして今回は…、案ずる向きもあったが、朗一先生と千鶴子さん夫妻の人柄が引き寄せたのだろう。大17期から58期、そして院38回の卒業生まで約70名が参集した。情報によれば、「囲む会」がこれほど集めたのは過去にはなかったとか。聞いて、誇らしかった。
 「先回は食べる時間がなかったので、今日は食べさせてほしい」と、先生のジョークで始まった。お見かけしたところ、先生の健康はかなり回復され、隣の千鶴子さんと共にいつもの印象だった。会は懇談、会食、各期ゼミ生からの一言の後、写真撮影、先生のあいさつと あっという間だった。職員食堂を後にし、グリーンエリアに出ると、足元の落葉が音を立てた。初冬の空気は澄みわたり、L棟が青空に映えて見えた。
 岡部先生、泣いてもいいですから。また!