恩師を囲む会

第60回  有元將剛 名誉教授(英米科・英米学科)

日時:2023年9月24日(日)12時半~
会場:リアンカフェ
参加者:33人

●先生からのメッセージ

ゼミ生と共に

 暖かい日差しのもと、もうすぐ定年のゼミ生から比較的若い世代まで幅広いゼミ生と再会することができました。出席者名簿を見た時、即座に昔の顔と結びつけることができましたが、今の顔は想像できませんでした。しかし、実際に会ってみると、今の顔と昔の顔を結びつけることができました。
 多くのゼミ生が言っていたことで印象的だったのは、ゼミの内容がその後の人生に役に立ったということでした。多くのゼミ生が高校の英語教員になっていますが、その人たちは人間言語の組み立てと英語の体系を研究するゼミで学んで、英文法を自信を持って教えることができると言っていました。会社で英語の文章を書く立場の人たちは、英文を悩まずに作成できると言っていました。他の人たちも英語に関心と興味を持ち続けていると言っていました。会終了後、ゼミ生のさらなる発展を祈念しつつ会場を去りました。
 最後に、コロナ禍で何年も延期されながらも、粘り強く開催の実現にこぎ着けてくださった同窓会の皆さまに深く感謝申し上げます。



猪飼千雅(大37期 英米)

 秋風が清々しい晴天の中、有元將剛先生を囲む会が開催され、総勢33名の教え子の皆さんが有元先生を慕って集まりました。78歳になられる先生は、歩く速度は遅くなられたとのことでしたが、奥さまと旅行でお城巡りされるなど、元気なご様子でした。
 私たちに英文法のクイズ(!)を出されたり、チョムスキーの話を語られたりなど、英文法に関する熱意は変わらず、自分もゼミの授業を懐かしく思い出しました。ゼミ生の一言コーナーでは、ゼミ合宿の楽しい思い出や、「英文法をしっかり勉強することがいかに役立ったか」とお話する方が多く、先生の教えが社会人になっても皆さんの生活に活きているようでした。
 その後、秋の叙勲で瑞宝中綬章を受章されたという素晴らしいニュースが!! 先生、誠におめでとうございます!!これからも、お身体お大事に奥さまと穏やかな毎日をお過ごしくださいますようにお祈りしております。また、お会いできるのを楽しみにしております。