恩師を囲む会

第61回  大森正樹 名誉教授(キリスト教学科・短期大学 人間関係科)

日時:2023年12月3日(日)12時半~
会場:リアンカフェ
参加者:12人

●先生からのメッセージ

陽だまりの午後

 先日は「恩師を囲む会」を準備してくださった同窓会の皆さま、本当にありがとうございました。
 今回、大変貴重な機会を与えていただきました。南山大学を退職してから、ほぼ10年たち、新しい装いの大学に来て、南山短大と大学のキリスト教学科の卒業生の皆さんとお会いしたことは、かつて過ごした大学を忍ぶ、よすがとなりました。皆さんもそれぞれ卒業後さまざまなことを経験されたことでしょう。うれしいこともあればつらいこともあったかもしれません。しかしその中で生き抜いてこられたそれぞれの姿は尊いものと思います。年輪を重ねることによってのみ手にし得ることを、今一度かみしめてみるのもいいのではないかと思います。
 初冬の陽だまりの中でお子さんも交えた邂逅には温かさが漂い、互いに自分の納得のいく生を送れるよう祈念し、散会となりました。皆さま、お元気で!



藤田嘉子(旧姓 小澤/短16期 人間関係)

 大森正樹先生をお迎えした「恩師を囲む会」に集まったのは短大の卒業生、キリスト教学科の卒業生と先生方、そして、司会を務められた方も短大時代、職員として大森先生とのつながりのある方でした。
 何人かは「大森先生は寡黙な方」というイメージを持っていましたが、先生がおっしゃるには「話す時もあれば、話さない時もある」そうで、今回は「話す大森先生」にお会いすることができました。短大時代の裏エピソードや、キリスト教学科にまつわるお話など、とても興味深く、かつ楽しいお話を伺うことができました。「先生の大ファン」という方の質問から、大森先生が「東方キリスト教」のご研究を始められた経緯を伺うことができ、先生がご研究の第一人者であり、その研究の発展に寄与されたということが紹介される場面もありました。
 会の終わりには集合写真を撮りましたが、「大ファン」の方が先生とのツーショットをご自分のスマホに収めることもでき、あっという間の楽しい2時間を終えました。 恩師を囲む会の開催、当日の進行などにご尽力いただいた同窓会の方々にお礼を申し上げます。