恩師を囲む会

第65回  グラバア俊子名誉教授(短期大学 人間関係科、心理人間学科)

日時:2025年3月9日(日)12時半~
会場:リアンカフェ
参加者:51人

●先生からのメッセージ

教師冥利に尽きる幸せな時間

 この会には、南山短期大学・人間関係科と南山大学・心理人間学科の卒業生がほぼ半々、さらに短大から大学に編入した方も参加してくださいました。何だかこのことがとてもうれしく感じられました。3組の家族がお子さん連れでの参加でした。出会った時と場はそれぞれでも、その時結んだ絆がつながり合って、自然に一つの温かい場になっていたからです。そしてその絆が未来に続いていくことも感じたのです。
 また、皆さんがそれぞれに、卒業後に学びがどのように生かされたかということを、話に来てくれました。まさに教師冥利に尽きる、幸せな時間でした。このように皆さんからエネルギーをいっぱいもらい、同僚たちと「教育の冒険」として取り組んできた、ラボラトリー方式の体験学習の教育実践について、今までとは少し異なる観点からまとめてみようと思うことができました。本当に感謝です。
 最後に、ふくよかな香りと美しい色彩の花束を頂き、楽しい時間の空気とエネルギーをわが家まで持ち帰ることができました。すてきな会を作り上げてくださった同窓会の皆さん、ありがとうございました。



麻田幸代(短16期 人間関係)

卒業後も支えてくださる大きな存在

 3月9日、グラバア先生の恩師を囲む会が行われ、50余名の参加者があり、短大の人間関係科と、大学の心理人間学科の卒業生がちょうど半々でした。
 グラバア先生の近況についてのお話があり、この時期に会が開かれたことは、先生の体調にとってとても良いタイミングであったということで、去年お会いした時よりずっとお元気そうで、私もうれしかったです。私は、卒業してからもグラバア先生に助けていただいたことが何度もあり、とても感謝しています。
 会の後半に近況報告された卒業生のどの人も、授業以外でもグラバア先生にアドバイスされたことが、人生の転機になり、それが今の幸せにつながっているということを話されていました。グラバア先生は、卒業してからも、私たちを支えてくださる大きな存在ですから、いつまでもお元気でいらしてほしいと、あらためて思う一日でした。