開催報告
第68回 坂本 正名誉教授(外国語学部日本語学科、人文学部日本文化学科)
日時:2026年3月1日(日)12時半~
会場:リアンカフェ
参加者:76人
●先生からのメッセージ
3月1日、リアンカフェにて「恩師を囲む会」が開催されました。1988年の外国語学部日本語学科入学者から2018年の人文学部日本文化学科卒業生まで、大学院外国語学研究科日本語教育専攻および人間文化研究科言語科学専攻の修了生まで、全国各地から70余名が集まってくださいました。さらに、1986年に私を南山大学外国人留学生別科に迎え入れてくださった、別科の「産みの親」とも言うべき伴紀子名誉教授にもご参加いただき、大変にぎやかでアットホームな会となりました。
受付前から次々と懐かしい顔が現れ、可愛いお子さん連れの方も多く、たちまち温かな雰囲気に包まれました。会が始まり、まず私から短いごあいさつを申し上げた後、「乾杯の音頭は南山大学名誉教授・伴紀子先生です」と紹介があり、伴先生のお元気なお姿を目にした参加者から大きな拍手と歓声が上がりました。
その後はビュッフェ形式となり、同級生や先輩・後輩と懐かしく楽しい語らいに花を咲かせました。私はできる限り多くのテーブルを回り言葉を交わすよう努めましたが、すべてのテーブルを訪れ全員とじっくり話すことは、かないませんでした。それでも、懐かしい顔、顔、顔に囲まれ、退職から10年近くたつにもかかわらず、まるで昨日まで教壇に立っていたかのような感覚を覚えました。
会の中ごろ、スピーチが始まりました。登壇者12名は、さまざまな観点から事前に選ばせていただいた方々です。さすが「ことば」を専門に学ばれた方々だけあり、皆さん堂々と、ユーモアを交えながら懐かしい思い出を語ってくださいました。そのひとつひとつを聞くたびに、すっかり忘れていた記憶が次々と蘇りました。感動的な内容のスピーチが多く、聞いていた方々の中には思わず涙ぐむ方も少なくありませんでした。皆さんのスピーチを通して、南山大学での自分自身の教員としての歩みが、走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。
最後に私から少し長めのごあいさつを申し上げました。ただ、振り返るとミニ講義のようになってしまったのではと、少々反省しております。教え子たちの前でこのような場で話すのは、おそらくこれが最後になるだろうと思い、南山大学で学んだこと、「日本語教育」という言葉の再解釈、生成AIと人間の違いなど、最近考えていることを3点ほどお話ししました。そして、「今日の自分よりも明日の自分が少しでも成長しているように」というメッセージをもって締めました。
お天気にも恵まれ、和やかな雰囲気の中、会は最後まで温かく進みました。このような素晴らしい「恩師を囲む会」をご準備・ご開催くださいました南山大学同窓会の皆さま、ならびに鮮やかな司会進行を務めてくださいましたご担当者さまに、心よりお礼申し上げます。

伊東克洋(大49期 日本語)
いつまでも私たちの道しるべであり続けてください
少しずつ春の足音が聞こえ始めた3月の初日、坂本正先生を囲む会が開催されました。参加者は70名を超え、同じ教室で学んだ仲間との再会はもちろん、世代を越えた交流も生まれ、終始あたたかな笑顔に包まれました。卒業生・修了生からのスピーチも披露され、先生への感謝にあふれた、笑い声の絶えない会となりました。先生も変わらぬ朗らかさと優しさで会場を和ませ、私たち一人ひとりに丁寧に声をかけてくださいました。先生とお話しする中で、当時の学びや先生のお言葉が今も私たちの支えになっていることを改めて実感しました。最後には名残を惜しみながらも、お互いの健康と今後の活躍を願い、次の再会を約束して散会しました。先生にはいつまでもお元気で、私たちの道しるべであり続けていただければと思います。